神田祭

多くの江戸っ子が楽しみにしている神田祭

神田祭は山王祭、深川祭とともに江戸三代祭に数えられている由緒正しい江戸のお祭りの一つです。
千代田区にある神田明神で行われる祭礼のことを神田祭と言います。

神田明神は西暦700年ごろには元になる神社ができたと言われており、平将門公をお祀りしたという歴史もあることから広く関東で崇拝されている神社でもあります。
この神田明神は今の場所に1616年に移動してきてこのころから神田明神と名乗るようになったと言われており、とても由緒のある神社なのです。

この神田明神で行われる神田祭ですが、実は神田祭の由来ははっきりとわかっていません。
今の大祭となったのは江戸時代からと言われており、それ以前からお祭り自体はあったようなのですが、何が起源で始まったのかということがわからないのです。
江戸幕府が開府してから徳川家に保護され今のようなお祭りに発展しています。

お祭りで出る山車は江戸城内に入り将軍が見物されていたとも言われています。
そのため、天下祭という異名もあるお祭りです。

神田祭のスケジュールや開催場所

神田祭は例年、5月の中旬に6日間ほど行われるのが通例です。
特に本祭のある年には神幸祭のルートで交通規制が敷かれ、秋葉原駅周辺や日本橋三越前周辺は規制がされる時間帯があります。
多くの人が訪れるお祭りでもあるので、神幸祭や神輿宮入のある3日目や4日目はもちろんのこと神田祭期間中は車でのアクセスは避けた方が無難です。

神田明神までのアクセスもどこの駅からも10分以内で到着できます。
JRならば秋葉原駅や御茶ノ水駅からも行くことができますし、地下鉄ならば東京メトロの御茶ノ水駅と新御茶ノ水駅、末広町駅、秋葉原駅と利用できますから自分の利用しやすいルートを選んで行くことができ便利です。

神田祭の見どころ

神田祭といえば、鳳輦と神輿に神様に入っていただく遷座祭、神霊入れから始まります。
そして、3日目に行われる神幸祭が最大の見どころです。
鳳輦と神輿とともに終日神田周辺を周り、8時に神田明神を出発して19時頃まで戻ってきません。

ルートは年によって少し変化はあるものの毎年大手町と日本橋前は必ず立ち寄る場所です。
そのため、見物する人は神田明神近辺だけでなく大手町と日本橋前にも多く集まります。

神幸祭は優雅な印象を受けますが、翌日の神輿宮入はとても活気があふれ、江戸っ子のお祭りらしさが感じられます。
粋な江戸っ子の空気を感じたいという人はぜひ3日目の夕方と4日目の神輿宮入は見学しましょう。

チケットが必要ですが5日目と6日目に行われる能の奉納やお茶を点てる儀式はとても人気です。
事前予約でもすぐに売り切れてしまいますから予約が取れなかった場合には当日券を狙ってみましょう。