大般若講 大根まつり

浅草の隠れた名所、待乳山聖天

浅草といったら浅草寺や花やしき、スカイツリーと色々な見所があります。
しかし、隠れた見所として待乳山聖天(まつちやましょうでん)という場所もあるのです。
待乳山聖天というのは正式名称が本龍院といい本堂は十一面観音菩薩を本地仏としている聖天さまです。

浅草名所七福神のひとつでもあります。
創建はとても古く、推古天皇9年に十一面観音が苦しむ人たちを救ったことに始まったと言われています。
最近では良縁や良福を期待して祈願をすると成就すると言われておりパワースポットとしても有名です。

この待乳山聖天では参道の階段や屋根、絵馬といった色々な場所で巾着と大根を目にします。
巾着は財宝で商売繁盛を意味していますし、大根は夫婦和合、縁結び、子孫繁栄といったものを表しているため巾着と大根がよく見られるのです。
社務所では大根が販売されており、本殿に大根をお供えすることもできます。

待乳山聖天の名物行事、大般若講大根祭り

大根にゆかりのある場所だからこそ、毎年行われているのが大般若講大根祭りです。
昭和49年から始まったお祭りで今では多くの人が訪れています。
特にふろふき大根が配布される1月7日は多くの人が訪れており整理券待ちの列もできますから早い時間から訪れることが必要です。

この振舞われる大根は正月三が日に奉納されたものを調理して2000食がお神酒とともに振舞われます。
奉納されたものを食べるということで、お下がりをいただくということになりますから聖天さまのお徳を頂戴して心身の健康が得られると考えられているとてもご利益のあるものであるため毎年多くの人が大根をいただきたいと考えて訪れるのです。
整理券は9時から配布がされますが、実際に振舞われるのは法要が終わった11時半を過ぎてからですから気をつけましょう。

また、ふろふき大根に使われるのは大根の真ん中の部分のみです。
そのため上と下の部分は使わないために参拝者に配布もされていますから是非こちらも頂いて帰りましょう。

合わせて楽しみたいものが色々とある

大根祭りの時には限定で売られる大根の形をしたおまんじゅうがあります。
見た目も可愛く味も美味しいということでこちらもとても人気です。
名前もご利益のありそうな「歓喜大根」というもので、こちらもお土産として多くの人が購入しています。

また、周辺には色々と見所も多くあります。
特にお清めの力が強いとされている浴油祈祷が行われる場所としても有名です。
祈祷をお願いすると7日間に渡って祈祷がされたお守りやお札を授けられます。

庭園もとても美しいですし境内も落ち着いた雰囲気で浅草の中でも落ち着いて過ごすことのできる場所でもあります。
本殿の裏手からはスカイツリーも見ることができるとして風景スポットとしても有名です。